春の花咲く月夜には
だけど。
そうしなければ電気は消してもらえない。
それはさらに恥ずかしく、ここから先・・・耐えられそうにないと思った。
(そ、それならーーーーー・・・)
覚悟をすべく、彼の瞳をそっと見つめた。
すると、愛おしそうに私を見つめる彼の視線と目が合って、私の気持ちが、大きく甘く傾いた。
ーーー今なら、言えるかもしれない。
・・・ううん。
彼の名前を口にしたくて、気持ちを伝えたいって思った。
私は、彼にゆっくり手を伸ばす。
そして、引き寄せるように賀上くんの首元に手を回し、近づいた彼に、そのままそっとキスをした。
「・・・咲也。好き」
「っ!」
言葉に詰まったような表情で、賀上くんは息を飲み込んだ。
そして、私からすぐに視線を逸らし、大きく息を吐きだした。
「・・・・・・、さらに消すのが嫌になったんだけど」
「えっ!?」
「・・・いや、消すけど。約束したし。・・・、けど・・・、・・・っ」
賀上くんは、頭の中で必死に何かと戦っていた。
けれど、切り替えるように大きく髪を掻き上げた後、ベッドを降りて、電気を消しに行ってくれた。
ーーー薄暗闇。
かすかにあった雑音も、全て聞こえなくなった感覚がした。
薄暗く、静かな空間。
こうしてほしいと願ったのは私だけれど、さっきより、ドキドキするのはなぜだろう。
彼がシャツを脱ぎ去って、カチャ、と、ベルトを外す音がした。
心臓が、壊れそうなくらいに大きく音を出しているけど、私はそれを、なんとか必死に抑え込む。
ギシ、と、軋むような音を立て、ベッドに戻ってきた彼は、真上から、再び私を見下ろした。
すぐに受けた甘いキス。髪を優しく撫でられた。
耳元に吐息がかかり、唇が何度か触れた後、賀上くんは、低い声で囁いた。
「暗いとあんまり見えないし、何するかわからないけど・・・、いいですか」
「えっ」
ドキッとなって彼を見つめると、色っぽく、微かに甘い視線と目が合った。
ーーーその表情に、抗う言葉は見つからなくて。
私は、戸惑いながらも頷いた。
「・・・じゃあ・・・、心春さんの承諾済みっていうことで」
そしてすぐ、全ての下着が奪われた。
緊張で、小さく震える私の肌に、彼は、甘く優しいキスをした。
求めるように、指が絡んだ。
耳元に、首筋に、胸元にキスが降りていく。
私の声が、小さく漏れた。
甘い夜は、まだ、始まったばかり。
そうしなければ電気は消してもらえない。
それはさらに恥ずかしく、ここから先・・・耐えられそうにないと思った。
(そ、それならーーーーー・・・)
覚悟をすべく、彼の瞳をそっと見つめた。
すると、愛おしそうに私を見つめる彼の視線と目が合って、私の気持ちが、大きく甘く傾いた。
ーーー今なら、言えるかもしれない。
・・・ううん。
彼の名前を口にしたくて、気持ちを伝えたいって思った。
私は、彼にゆっくり手を伸ばす。
そして、引き寄せるように賀上くんの首元に手を回し、近づいた彼に、そのままそっとキスをした。
「・・・咲也。好き」
「っ!」
言葉に詰まったような表情で、賀上くんは息を飲み込んだ。
そして、私からすぐに視線を逸らし、大きく息を吐きだした。
「・・・・・・、さらに消すのが嫌になったんだけど」
「えっ!?」
「・・・いや、消すけど。約束したし。・・・、けど・・・、・・・っ」
賀上くんは、頭の中で必死に何かと戦っていた。
けれど、切り替えるように大きく髪を掻き上げた後、ベッドを降りて、電気を消しに行ってくれた。
ーーー薄暗闇。
かすかにあった雑音も、全て聞こえなくなった感覚がした。
薄暗く、静かな空間。
こうしてほしいと願ったのは私だけれど、さっきより、ドキドキするのはなぜだろう。
彼がシャツを脱ぎ去って、カチャ、と、ベルトを外す音がした。
心臓が、壊れそうなくらいに大きく音を出しているけど、私はそれを、なんとか必死に抑え込む。
ギシ、と、軋むような音を立て、ベッドに戻ってきた彼は、真上から、再び私を見下ろした。
すぐに受けた甘いキス。髪を優しく撫でられた。
耳元に吐息がかかり、唇が何度か触れた後、賀上くんは、低い声で囁いた。
「暗いとあんまり見えないし、何するかわからないけど・・・、いいですか」
「えっ」
ドキッとなって彼を見つめると、色っぽく、微かに甘い視線と目が合った。
ーーーその表情に、抗う言葉は見つからなくて。
私は、戸惑いながらも頷いた。
「・・・じゃあ・・・、心春さんの承諾済みっていうことで」
そしてすぐ、全ての下着が奪われた。
緊張で、小さく震える私の肌に、彼は、甘く優しいキスをした。
求めるように、指が絡んだ。
耳元に、首筋に、胸元にキスが降りていく。
私の声が、小さく漏れた。
甘い夜は、まだ、始まったばかり。