春の花咲く月夜には
寒さが徐々に近づいて、もうすぐ冬が訪れるんだと肌で感じる。
今日は、咲也と一緒に私の妹・・・奈緒の自宅を訪問する日。
奈緒は最初、「年下」「イケメン」「バンドマン」というワードを頭の中で組み合わせ、咲也のことを「チャラそう」「おねーちゃん、遊ばれてるんじゃないの!?」とかなり心配してたけど。
恋人として付き合いだして・・・、私から咲也の話を聞くうちに、奈緒の彼への印象は、いつの間にか「いい人そう」に変化した。
以前の奈緒は、咲也の人となりをチェックするために、「早く会わせて!」と言っていたのだけれど、今は、純粋な興味で「会って話してみたい」という気持ちのようだった。
(本当はもっと早く会えればよかったけれど・・・、琉花もちょくちょく体調を崩していたし、予定がなかなか合わなかったんだよね・・・)
けれど、このタイミングでちょうどよかったかもしれない。
姪っ子の琉花も元気でご機嫌みたいだし、奈緒の旦那さま・・・央登さんも今日は家にいるそうだ。
奈緒は興味津々で咲也を質問攻めにしそうだけれど、央登さんが一緒にいるのなら、「女子会に男子1人だけ」的な感じにはならないだろうし、穏やかな、いい雰囲気で過ごせるんじゃないかと思うから。
(央登さんはいつも落ち着いてるから安心するし・・・、私も、初めての彼氏紹介だけど、不思議とそこまで緊張していないんだよね)
だけど・・・、私はそうなのだけど・・・、先ほどから、咲也の顔はこわばっていた。
「・・・やばい・・・、緊張してきた。大丈夫かな、オレ」
まもなく奈緒のマンションに着くところ。
咲也は髪を整えて、シャツの襟をキュッと正した。
「大丈夫だよ。大人っぽいし、きちんとしてるしかっこいいし・・・、好印象って感じだよ」
咲也の今日の服装は、きれいめカジュアル、といった印象だ。
清潔感があり、似合っているしかっこいい。
私の言葉に、咲也は「そうかな」と照れくさそうな顔をしたけれど、緊張はまだ、解けていないようだった。
「ご両親に会うわけじゃないし・・・って、昨日までは普通に楽しみにしてたんだけど。心春さんの家族って思ったら、やっぱなんか緊張してきて」
今日は、咲也と一緒に私の妹・・・奈緒の自宅を訪問する日。
奈緒は最初、「年下」「イケメン」「バンドマン」というワードを頭の中で組み合わせ、咲也のことを「チャラそう」「おねーちゃん、遊ばれてるんじゃないの!?」とかなり心配してたけど。
恋人として付き合いだして・・・、私から咲也の話を聞くうちに、奈緒の彼への印象は、いつの間にか「いい人そう」に変化した。
以前の奈緒は、咲也の人となりをチェックするために、「早く会わせて!」と言っていたのだけれど、今は、純粋な興味で「会って話してみたい」という気持ちのようだった。
(本当はもっと早く会えればよかったけれど・・・、琉花もちょくちょく体調を崩していたし、予定がなかなか合わなかったんだよね・・・)
けれど、このタイミングでちょうどよかったかもしれない。
姪っ子の琉花も元気でご機嫌みたいだし、奈緒の旦那さま・・・央登さんも今日は家にいるそうだ。
奈緒は興味津々で咲也を質問攻めにしそうだけれど、央登さんが一緒にいるのなら、「女子会に男子1人だけ」的な感じにはならないだろうし、穏やかな、いい雰囲気で過ごせるんじゃないかと思うから。
(央登さんはいつも落ち着いてるから安心するし・・・、私も、初めての彼氏紹介だけど、不思議とそこまで緊張していないんだよね)
だけど・・・、私はそうなのだけど・・・、先ほどから、咲也の顔はこわばっていた。
「・・・やばい・・・、緊張してきた。大丈夫かな、オレ」
まもなく奈緒のマンションに着くところ。
咲也は髪を整えて、シャツの襟をキュッと正した。
「大丈夫だよ。大人っぽいし、きちんとしてるしかっこいいし・・・、好印象って感じだよ」
咲也の今日の服装は、きれいめカジュアル、といった印象だ。
清潔感があり、似合っているしかっこいい。
私の言葉に、咲也は「そうかな」と照れくさそうな顔をしたけれど、緊張はまだ、解けていないようだった。
「ご両親に会うわけじゃないし・・・って、昨日までは普通に楽しみにしてたんだけど。心春さんの家族って思ったら、やっぱなんか緊張してきて」