敵国王子の溺愛はイケメン四精霊が許さない!~加護持ち側妃は過保護に甘やかされています~
「わっ、嬉しい。ねぇノーム爺、それにしたってどうして初めて人間サイズで来てくれたのが、このタイミングだったの?」
小さなフォークで最初に食べたのは、ベリーのタルト。サクッとした生地に、滑らかなクリームの優しい甘さとベリーの甘酸っぱさが絶妙に合わさって、夢みたいに美味しい。
「《舞踏会の会場で美しい花がぽつんとひとりでいるのに気づいたら、声をかけんではいられんじゃろう。こんな爺が相手では、嬢ちゃんには迷惑だったかな?》」
「まさか! こんなに素敵なおじさまに誘ってもらったのよ。嬉しいに決まってるわ」
ふたつ目のショコラのムースと三つ目のエクレールも優しい甘さで、私は大満足であっという間にお皿に盛られた三品を食べ終えた。
「《ふぉっふぉっ。そう言ってもらえたら、出し抜いてやって来た甲斐もあったというものだ》」
ノーム爺は白い髭を揺らしながら、茶目っ気たっぷりに笑った。
「出し抜いたって……あら? そういえばノーム爺がひとりって珍しいわね。他のみんなは──わぁっ!?」
小さなフォークで最初に食べたのは、ベリーのタルト。サクッとした生地に、滑らかなクリームの優しい甘さとベリーの甘酸っぱさが絶妙に合わさって、夢みたいに美味しい。
「《舞踏会の会場で美しい花がぽつんとひとりでいるのに気づいたら、声をかけんではいられんじゃろう。こんな爺が相手では、嬢ちゃんには迷惑だったかな?》」
「まさか! こんなに素敵なおじさまに誘ってもらったのよ。嬉しいに決まってるわ」
ふたつ目のショコラのムースと三つ目のエクレールも優しい甘さで、私は大満足であっという間にお皿に盛られた三品を食べ終えた。
「《ふぉっふぉっ。そう言ってもらえたら、出し抜いてやって来た甲斐もあったというものだ》」
ノーム爺は白い髭を揺らしながら、茶目っ気たっぷりに笑った。
「出し抜いたって……あら? そういえばノーム爺がひとりって珍しいわね。他のみんなは──わぁっ!?」