敵国王子の溺愛はイケメン四精霊が許さない!~加護持ち側妃は過保護に甘やかされています~
ふと、殿下たちのもとを去り際に聞いたイベンヌ様の言葉を思い出した。
……もしかしたら、今頃ジークフリード殿下とイベンヌ様も手を取り合って踊っているのかしら?
脳裏を過ぎった光景に、チクリと痛みが走った。
「《エミリア》」
呼びかけられてハッとして目線を向けたら、いつの間に現れたのか人間のサイズのディーノが靴音を響かせて私の前へと進み出た。
「えっ!? ディーノ……!」
人間のサイズになった彼は、着衣も貴公子然とした正装を纏い、もともとの優美な容貌と相まって典雅な魅力に溢れていた。
「《一曲踊ってくださいませんか?》」
ディーノは綺麗な所作で腰を屈めると、私に向かってスッと手を差し出して告げた。
……ディーノが私とダンスを?
《あーっ! ディーノまでおっきくなって、いったいなに考えてるの!? 僕だってエミリアと踊りたいのにズルイ~!》
《ハハッ! これはノームのみならず、ディーノにまでしてやられたな》
……もしかしたら、今頃ジークフリード殿下とイベンヌ様も手を取り合って踊っているのかしら?
脳裏を過ぎった光景に、チクリと痛みが走った。
「《エミリア》」
呼びかけられてハッとして目線を向けたら、いつの間に現れたのか人間のサイズのディーノが靴音を響かせて私の前へと進み出た。
「えっ!? ディーノ……!」
人間のサイズになった彼は、着衣も貴公子然とした正装を纏い、もともとの優美な容貌と相まって典雅な魅力に溢れていた。
「《一曲踊ってくださいませんか?》」
ディーノは綺麗な所作で腰を屈めると、私に向かってスッと手を差し出して告げた。
……ディーノが私とダンスを?
《あーっ! ディーノまでおっきくなって、いったいなに考えてるの!? 僕だってエミリアと踊りたいのにズルイ~!》
《ハハッ! これはノームのみならず、ディーノにまでしてやられたな》