エリート御曹司は極秘出産した清純ママを一途な愛で逃がさない
「まだ明るいから……その、恥ずかしいです」

ニットの裾を下げて胸を隠すと、清都さんはクスッと微笑した。

「恥らう余裕があるんだな」

意地悪な言い方をして、私のうなじをかぷっと唇で食む。
吐息が首筋をなぞって、鼻から甘い息が抜けた。

「んっ、ち、違いま……あ」

私が抑える手を払うのは造作ないとでもいうように、清都さんは止められていた動きを再開させる。

大きな手のひらで胸の形をやわらかく変えられて、敏感になった先端を優しく口に含まれると声を我慢できない。

「あっ、んっん……」
「俺はもう、どうにかなりそうなくらいきみに夢中なのに」

スカートの中では、清都さんの指先が太ももに食い込む。

すでにしっとりと湿った部分を布越しに指の腹でこすられると、中からどんどん蜜が溶け出してくるのが自分でもわかった。

「や……んっ」

焦れったい感覚に、爪先にキュッと力がこもる。
全身が熱くてのぼせそうだった。

下着を脱ぎ、直に触れられる頃にはもう、太ももを滴るほど濡れそぼっている。
私の中を懐柔していた手に、舌を這わせ舐める仕草からあふれる清都さんの色香に、体がゾクッとした。

「あ、の」

たまらずに私は口を開く。

「ん?」
「もう少し、お手柔らかにお願いします」

私の申し出に、清都さんは目を見開いた。

「久しぶりだし……、ドキドキしすぎて心臓がはち切れそうで」

息も絶え絶えに伝える私を見下ろして、穏やかに微笑んだかと思った矢先。

「その要望に応えてあげたいところだけど、」

清都さんは言いながら、至近距離で見つめ合うと、汗ばんだ額にかかる私の前髪に指をそっと通す。

「二年も我慢していたんだ。見境いつかなくなっても許してくれ」

詫びるともつかずに言ってから、チュッと音を立てて唇や頬に順番にキスをする。
キスのリレーはどんどん下の方へ移動して、太ももに鼻を擦り、スンと息を吸う。

ゆっくりと両足を開かれて、私は潤んだ目で清都さんを見つめた。

「あっ、ん……や!」

二年間の空白を埋めるような手抜きのない愛撫は、一番敏感な部分にも及んだ。
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