先生の愛が激重すぎる件
「料理もケーキも食べ切れないと思ったから鷹藤さんに食べてもらおうと思って持って行ったの!! 鷹藤さんはなにも悪くない」
そう彼はなにも悪くない。むしろ私を寂しい気持を忘れさせてくれた。
「だからって男の家に上がり込むのかよ」
「……だったら正臣が帰ってきてくれたらよかったじゃん。仕事仕事で私の誕生日も忘れちゃったくせになにいってんの? そんなに仕事が好きなら仕事と付き合えばいいと思う!」
そうすれば誰も傷つかなくていい。先生だって責められる必要もないし、私だって寂しい気持ちに押しつぶされることもない。
先生の表情からはどんどんと怒りの表情が消えていき、うなだれるように肩を落とす。
「……んで。なんでそんなこと言うんだよ。俺は明日美のこと愛してるのに……」
「どう信じればいいの?」
「こっちへこい!」
そういうと先生は私の腕を掴んで部屋の中へ引き入れた。玄関のカギをかけ、そこに私の背中を押し付けると強引に唇を重ねてくる。無造作にスカートをたくし上げてショーツ指をひっかける。こんな風に体を求められて愛情を感じられる女性がいるんだろうか。
「明日美、愛してる」
先生の言葉だけが薄暗い廊下に響いて、私はまるで抜け殻みたいな体で先生を受け入れていた。
***
「この間はごめんなさい。鷹藤さんのこと巻きこんでしまって……」
仕事帰りに立ち寄ったバーでたまたま居合わせた鷹藤さんに私はあの夜の日のことを謝罪した。
彼は静かに首を横に振ると私をじっと見つめてくる。目元にかかる綺麗な髪が彼の色気を引き立てていてたまらずに視線をテーブルに落とす。
「あ、あの。私の顔になにかついてますか?」
もしここが照明の暗いバーでなかったら頬が紅潮していることがバレてしまうだろう。
「ううん、そうじゃなくて。明日美の顔をみる限りでは仲直りしたわけじゃなさそうだけど、正解?」
「……実は、そうなんです」
あんなことがあってさすがに仕事をセーブしてくれるのかと思いきや、同僚医師の当直を替わったりしてほとんど家に帰ってきてくれなくなった。
避けられている、のだろう。
「別れちゃえば?」
「……え?」
「僕なら明日美に悲しい思いなんてさせないんだけどな」
「……僕なら?」
そう彼はなにも悪くない。むしろ私を寂しい気持を忘れさせてくれた。
「だからって男の家に上がり込むのかよ」
「……だったら正臣が帰ってきてくれたらよかったじゃん。仕事仕事で私の誕生日も忘れちゃったくせになにいってんの? そんなに仕事が好きなら仕事と付き合えばいいと思う!」
そうすれば誰も傷つかなくていい。先生だって責められる必要もないし、私だって寂しい気持ちに押しつぶされることもない。
先生の表情からはどんどんと怒りの表情が消えていき、うなだれるように肩を落とす。
「……んで。なんでそんなこと言うんだよ。俺は明日美のこと愛してるのに……」
「どう信じればいいの?」
「こっちへこい!」
そういうと先生は私の腕を掴んで部屋の中へ引き入れた。玄関のカギをかけ、そこに私の背中を押し付けると強引に唇を重ねてくる。無造作にスカートをたくし上げてショーツ指をひっかける。こんな風に体を求められて愛情を感じられる女性がいるんだろうか。
「明日美、愛してる」
先生の言葉だけが薄暗い廊下に響いて、私はまるで抜け殻みたいな体で先生を受け入れていた。
***
「この間はごめんなさい。鷹藤さんのこと巻きこんでしまって……」
仕事帰りに立ち寄ったバーでたまたま居合わせた鷹藤さんに私はあの夜の日のことを謝罪した。
彼は静かに首を横に振ると私をじっと見つめてくる。目元にかかる綺麗な髪が彼の色気を引き立てていてたまらずに視線をテーブルに落とす。
「あ、あの。私の顔になにかついてますか?」
もしここが照明の暗いバーでなかったら頬が紅潮していることがバレてしまうだろう。
「ううん、そうじゃなくて。明日美の顔をみる限りでは仲直りしたわけじゃなさそうだけど、正解?」
「……実は、そうなんです」
あんなことがあってさすがに仕事をセーブしてくれるのかと思いきや、同僚医師の当直を替わったりしてほとんど家に帰ってきてくれなくなった。
避けられている、のだろう。
「別れちゃえば?」
「……え?」
「僕なら明日美に悲しい思いなんてさせないんだけどな」
「……僕なら?」