もう恋なんてしないと決めていたのに、天才外科医に赤ちゃんごと溺愛されました
 社内インフラがどうのと言っていたけれど、私はそこまで詳しくないためよくわからない。

 たまに会社で寝泊まりするほどの激務で、いつも夜が遅く食事も満足に取れないときがある。

 そんなに大変なのに同居していいのかと言うと、逆に家に誰かがいてくれてありがたいのだと返された。

『独り暮らしだったら一食くらい抜いてもいいかってすぐ思うだろ。でもそれって身体によくないからさ。姉ちゃんがいると気が抜けなくて助かる』

 それならばと私は大和が健康的に暮らせるよう、家事を担当した。

 朝食と夕食の用意はもちろん、毎日お弁当も作っている。

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