完璧上司の裏の顔~コスプレ動画配信者、実はファンだった苦手な上司に熱烈溺愛される
「自分がもうわかりません。井村さんは苦手だけど嫌いじゃなかったし……」
「嬉しい」
覆いかぶさってきた井村にキスされていた。
「んーっ!! ま、待って」
「いやごめんもう待てない、色々限界ほんと無理」
何度も角度を変えて合わさる唇に、息もできない。慌てて離れようとするが、強い力で抱きすくめられてしまう。
「リアルでも絶対俺のことを好きになってもらうと決めてる」
感情の高ぶった様子で、井村は千紗を思い切り抱きしめ、その唇を奪った。
「え、ちょ、あの、こういうことは段階を踏んでから……というかお付き合いは、お食事から」
「もう食事もデートもしたし一年以上待った。 最後まではしないから」
「さささ最後ってなんですか!?」
千紗の口を塞ぐように、もう一度唇が重なった。抱きすくめられて頬やおでこにもキスされて、わけがわからなくなる。
何度目かのキスで舌が口の中に入ってきて、心臓が止まりそうになってしまう。
「ふ、うあ」