飼い始めたイケメンがずっとくっついて離れてくれない。
 すると夏宮くんは、

 
「ぃよっしゃぁー‼」

 
 全裸で立ち上がり、サッカー選手よろしく、魂のガッツポーズをした。


「ッキャー‼」

 見えてしまった私はまた悲鳴をあげて、ソファにあった夏用のブランケットを夏宮くんに投げつける。
 
「隠して!隠してください‼」

 熱くなる顔を両手で覆って必死にそう訴えると、夏宮くんは「あ、失敬」と笑いながらそれを受け取って下半身に巻き付ける。

 それでも上半身は裸なので目のやり場に困りながらも、事情を聞かなければと、私は口を開いた。

「夏宮くん、これ、いったいどう……」


 ピンポーン♪


「「!」」


 呼び鈴が鳴った。


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