時をこえて、またキミに恋をする。
そもそも、もしわたしが宗治のことを好きだなんて言っても、きっと宗治は本気と捉えず軽く流されるだけ。


だから、宗治への想いはわたしの心の中に閉まっておく。


そのあと、わたしは七海と、宗治は男友達と合流した。

そして宗治は、一見男友達たちと団体行動をしているかのように見せながら、わたしと七海のあとを追いかけていた。


わたしと離れすぎないように。


「宗治、あっち見にいこうぜっ」

「…待て!こっちのほうがおもしろうだから、こっちな!いや、絶対こっち!」


なにかと理由をつけて、わたしとつかず離れずの距離を保っていた。


そうして、修学旅行1日目が終わった。


修学旅行2日目。

今日は自由行動で、街の散策として好きなところへ出かけられる。


わたしはもちろん七海と。

しかし、…必然的にもう1人。
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