今は魔王の手も借りたい。~転生幼女のほのぼのチートスローライフ~
「おや、こんな早くにお出かけしてたのかい?」

「おはよう、おばさん。エステルが散歩したくなったみたいで」

 申し訳程度の木柵で囲まれた村は、手入れのされていない道が街道から続いているだけである。

 人が踏み均したことでできた道を進み、古い木で作られた質素な門を通ってすぐのところにあるのがエーデおばさんの家だ。

 彼女はよく井戸の傍でほかの住民たちと喋っている。

 ゲーム内ではフラグに関係ないただの村人で、プレイヤーによっては話さないまま終わることも多い。

「朝からお散歩なんて、身体が余ってるんだね。そんなに元気ならヘレーンのところに行くといいよ。手伝いを探してたから」

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