□TRIFLE□編集者は恋をする□
片桐は私の背中を壁に押し付け、着ていたシャツを乱暴に開く。
露わになった首筋に、鎖骨に。
噛みつくようなキスをしながら、片桐の手は私の背中に回り、慣れた手つきで下着のホックをはずした。
晒された胸の先端を舌先で舐め上げられる。
「あっ……!」
簡単に固く凝ってしまったそこを、唇で柔らかく食まれ、吸われた。
勝手にびくんと背中が反る。
それだけで情けないくらい膝が震える。
いつもは無造作に後ろでひとつにまとめられている片桐の長い髪が、今は少し乱れていて、
俯いた顔にかかる黒い髪が、やけに色っぽい。
もっと乱れたところを見たくて、その髪に指を通すと
まるで仕返しとでもいうように、片桐の指が私の履いていたジーンズのボタンを器用に開け、その中に滑り込んだ。
「ん、あ……っ」
長い指が湿ったそこに触れる。
敏感な部分を優しくなぞられ、眩暈がした。
恥ずかしくて思わずぎゅっと足を閉じると、膝を割るように強引に足を捻じ込まれた。