□TRIFLE□編集者は恋をする□
ゆっくりと目を開けると、見慣れた自分の部屋の天井が見えた。
ワンルームのマンション。
我が城と胸を張るにはやや狭い、10畳のリビングをぼんやりと見回すと、ベッドの隣に置いてあるソファーに片桐が座っていた。
そのソファー、奮発して大きいの買ったつもりだったけど、180オーバーの片桐が座ると狭そうに見えるなぁ。
なんて、寝ぼけた頭で考えながら小さく寝返りをうつ。
「起きた?」
物音に気付いた片桐が私を振り返った。
「んー、起きた……」
……って。
なんで片桐が私の部屋にいるんだっけ?