極甘悪魔な御曹司の溺愛は揺るがない【財閥御曹司シリーズ伊達家編】
伯母がエプロンのポケットからスマホを出してそう報告すると、その場にいた全員ががっくり肩を落とした。
お姉ちゃんが家出するなんて、それだけ追い詰められていたということか。お姉ちゃんのことだから、何事もうまく対処すると思っていた。私がもっと親身になって話を聞いてあげていれば、家出なんてしなかったかもしれない。
お姉ちゃん、ごめんね。
「琴葉が当分戻ってこないとなると……どうする?」
叔父が悩ましげに言い、伯父や伯母が「うーん」と唸る。
その三人がなにか思い出したかのように急に顔を見合わせ、一斉に私に視線を向けた。
「え? なに? 私にお姉ちゃんを説得しろって言っても無理よ。お姉ちゃん、頑固なところがあるから」
両手を左右に振って断ろうとする私の手を、叔父がガシッと掴む。
「違う。愛音、お前が琴葉の代わりに見合いしてくれ」
「え? ええ〜!」
叔父のとんでもない頼みに思わず素っ頓狂な声をあげた。
「ちょっと博之おじさん、待って。相手にはお姉ちゃんのこと伝えてあるんでしょう? 私が行ったら失礼だよ」
お姉ちゃんが家出するなんて、それだけ追い詰められていたということか。お姉ちゃんのことだから、何事もうまく対処すると思っていた。私がもっと親身になって話を聞いてあげていれば、家出なんてしなかったかもしれない。
お姉ちゃん、ごめんね。
「琴葉が当分戻ってこないとなると……どうする?」
叔父が悩ましげに言い、伯父や伯母が「うーん」と唸る。
その三人がなにか思い出したかのように急に顔を見合わせ、一斉に私に視線を向けた。
「え? なに? 私にお姉ちゃんを説得しろって言っても無理よ。お姉ちゃん、頑固なところがあるから」
両手を左右に振って断ろうとする私の手を、叔父がガシッと掴む。
「違う。愛音、お前が琴葉の代わりに見合いしてくれ」
「え? ええ〜!」
叔父のとんでもない頼みに思わず素っ頓狂な声をあげた。
「ちょっと博之おじさん、待って。相手にはお姉ちゃんのこと伝えてあるんでしょう? 私が行ったら失礼だよ」