【アニメ化&書籍化&コミカライズ】虐げられていた身代わり令嬢が呪われ王子に溶けるほどに愛されるまで
「ただ殺すだけは済まされない」
クラレンスのこの言葉により、すぐに処刑されることなく罪人として拷問を受けた後、晒し台にされた後に絞首刑に処されるそうだ。
カトリーナが見ていないところで、死ぬよりも辛い目に合うのだろう。
サシャバル伯爵夫人の生家である侯爵家も責任を問われることになった。
サシャバル伯爵は娘と妻の暴走から逃げるようにかなり強い酒を飲み続けたせいか、体を壊してしまい診療所で治療を受けているが、正気じゃないようで、このままではサシャバル領は管理できないということで爵位を返上することになった。
カトリーナはそれを聞いても何も思わなかった。
ただ、今まで心の中で燻っていた真っ黒な何かが消えてなくなったような気がした。
カトリーナは今日もクラレンスと一緒にナルティスナ領で過ごしている。
クラレンスと婚約したタイミングで彼は正式にナルティスナ辺境伯として爵位を賜った。
オリバーはアリーリエと婚約を発表して、王太子として頑張っている。
よくアリーリエとナルティスナ領に息抜きとして遊びにやってくる。
アリーリエは優しく、カトリーナとはいい友人になった。
ナルティスナ邸は広く改築して、呪われた王子の噂はなくなった。
何故ならばローブを取ったクラレンスが積極的に表舞台に出るようになったからだ。