ヒーローは間違えない〜誰がために鐘は鳴るのか〜
「ヒカル、起きて。着いたよ」
耳元に心地よい低音ボイスが響くのを感じて、ヒカルは目を開いた。
どうやら眠っていたらしい。
それも当然、連日の激務に続く二日酔いと寝不足が重なったのだ、早起きしろと言うことの方が無謀だったのだ。
「いつの間に着いたの?」
「3時間も寝てれば着くだろうよ」
呆れる貢の顔が斜め上に見える
「可愛い寝顔を見ることができて僕にとっては至福の時間だったけどね」
気付けば、ユウリの大腿を枕に眠っていたようだ。
筋肉って固いのに意外に眠れるんだって、違う!
「ごめんなさい!いくら幼なじみだからって膝枕は行き過ぎだよね。ユーちゃんの婚約者に怒られるよね」
慌てて起き上がろうとするヒカルを支えながら、優しく引き起こしてくれたユウリは
「僕には婚約者も恋人もいないよ。だから大丈夫、存分に甘えてくれていいから」
と囁いた。
イケメンが過ぎる。
「ならいいの、か?」
「いいの、いいの」
手を引かれてリムジンワゴン車を降りる。目の前に広がる景色は幼い頃に見た景色と変わらないように見える。
「バウワウ」
刹那、足元にまとわりつく二つの毛玉が!!!
見間違えようのないそれは、ヒカルが長いこと恋い焦がれていたワンちゃん、グレートピレニーズその子犬達だった。
耳元に心地よい低音ボイスが響くのを感じて、ヒカルは目を開いた。
どうやら眠っていたらしい。
それも当然、連日の激務に続く二日酔いと寝不足が重なったのだ、早起きしろと言うことの方が無謀だったのだ。
「いつの間に着いたの?」
「3時間も寝てれば着くだろうよ」
呆れる貢の顔が斜め上に見える
「可愛い寝顔を見ることができて僕にとっては至福の時間だったけどね」
気付けば、ユウリの大腿を枕に眠っていたようだ。
筋肉って固いのに意外に眠れるんだって、違う!
「ごめんなさい!いくら幼なじみだからって膝枕は行き過ぎだよね。ユーちゃんの婚約者に怒られるよね」
慌てて起き上がろうとするヒカルを支えながら、優しく引き起こしてくれたユウリは
「僕には婚約者も恋人もいないよ。だから大丈夫、存分に甘えてくれていいから」
と囁いた。
イケメンが過ぎる。
「ならいいの、か?」
「いいの、いいの」
手を引かれてリムジンワゴン車を降りる。目の前に広がる景色は幼い頃に見た景色と変わらないように見える。
「バウワウ」
刹那、足元にまとわりつく二つの毛玉が!!!
見間違えようのないそれは、ヒカルが長いこと恋い焦がれていたワンちゃん、グレートピレニーズその子犬達だった。


