聖母召喚 〜王子に俺と結婚して聖母になれと烈愛されてますが、隙を見て逃げます〜
「アルウィード殿下が? どうかなさいましたの?」
「拉致されたの」
三千花は観念して言った。
「まあ大変、早く探しに行かれては? こちらの私兵もお貸しできるようにお父様に頼みましょうか」
「だからここを探させて」
三千花は強い意志の宿った目でロレッティアを見据えた。
「わたくしが犯人だと言いたげなご様子。不愉快ですわ」
「犯人が勝手に潜伏しているかもしれない」
「礼儀をご存知ないようですわね。野蛮人」
ロレッティアは三千花を睨み返す。
「もういい、勝手に探す」
三千花は屋敷の中に突進する。
「不審者よ、捕まえて!」
ロレッティアが叫ぶと私兵がわらわらと現れた。
「第一王子の連れを捕まえるなんて、反逆罪よ!」
三千花が叫ぶ。
兵士が怯んだ。
その隙に彼女は兵士の間をすり抜けた。
「やるねえ」
レオルークは顎に手をあててニヤリと笑った。
取り残された蓮月は、ライエルと顔を見合わせた。
レオルークはニヤニヤしながら立っているだけで、何もしない。
「仕方ありませんわ。お気が済むまで探してくださいませ。私は自室へ下がらせていただきます。そこのあなた、案内して差し上げて」
私兵の一人に言い、ロレッティアは華麗に踵を返した。
「拉致されたの」
三千花は観念して言った。
「まあ大変、早く探しに行かれては? こちらの私兵もお貸しできるようにお父様に頼みましょうか」
「だからここを探させて」
三千花は強い意志の宿った目でロレッティアを見据えた。
「わたくしが犯人だと言いたげなご様子。不愉快ですわ」
「犯人が勝手に潜伏しているかもしれない」
「礼儀をご存知ないようですわね。野蛮人」
ロレッティアは三千花を睨み返す。
「もういい、勝手に探す」
三千花は屋敷の中に突進する。
「不審者よ、捕まえて!」
ロレッティアが叫ぶと私兵がわらわらと現れた。
「第一王子の連れを捕まえるなんて、反逆罪よ!」
三千花が叫ぶ。
兵士が怯んだ。
その隙に彼女は兵士の間をすり抜けた。
「やるねえ」
レオルークは顎に手をあててニヤリと笑った。
取り残された蓮月は、ライエルと顔を見合わせた。
レオルークはニヤニヤしながら立っているだけで、何もしない。
「仕方ありませんわ。お気が済むまで探してくださいませ。私は自室へ下がらせていただきます。そこのあなた、案内して差し上げて」
私兵の一人に言い、ロレッティアは華麗に踵を返した。