聖母召喚 〜王子に俺と結婚して聖母になれと烈愛されてますが、隙を見て逃げます〜
「報告書の通りです。賊に襲われ、あちらへ逃げました。が、なぜか三人ほどあちらへ追ってきました。格闘になったところに彼女と出会いました。会った瞬間に聖母と確信致しました」
だからなんで確信するの。
三千花は思うが、空気を壊してまでつっこむ勇気はなかった。
「そのときは賊の対応に追われたため、指輪を目印として渡しました」
三千花は左手を見る。これのことか。
「夜、改めて彼女を探しに行ったら賊に襲われていました。安全のため、急遽連れて帰りました」
確かに襲われていた、が、あれの原因はあんただったんかい! と三千花はアルウィードを恨みに思う。アルウィードが来なければ襲われなかったのではないか。
「普通の者にはあちらへ行くことはできまい。なぜ賊は追いかけることができたのだ」
「ですから、組織的な関与が疑われます。また、なぜ彼女が聖母だと彼らが嗅ぎつけたのか、その点も謎が残ります」
「まあ、そんな物騒な話はここでなさらないで」
王妃がにこやかに話をぶった切る。
すごいなこの人、と三千花は感心した。
だからなんで確信するの。
三千花は思うが、空気を壊してまでつっこむ勇気はなかった。
「そのときは賊の対応に追われたため、指輪を目印として渡しました」
三千花は左手を見る。これのことか。
「夜、改めて彼女を探しに行ったら賊に襲われていました。安全のため、急遽連れて帰りました」
確かに襲われていた、が、あれの原因はあんただったんかい! と三千花はアルウィードを恨みに思う。アルウィードが来なければ襲われなかったのではないか。
「普通の者にはあちらへ行くことはできまい。なぜ賊は追いかけることができたのだ」
「ですから、組織的な関与が疑われます。また、なぜ彼女が聖母だと彼らが嗅ぎつけたのか、その点も謎が残ります」
「まあ、そんな物騒な話はここでなさらないで」
王妃がにこやかに話をぶった切る。
すごいなこの人、と三千花は感心した。