内緒で三つ子を産んだのに、クールな御曹司の最愛につかまりました【憧れシンデレラシリーズ】
迎えたクリスマスイブ。
暗くなると同時に家を出た私たちは、龍一さんの運転で夜景の美しい湾岸をドライブした後、海のそばのラグジュアリーホテルへやってきた。
住んでいるマンションよりも高い六十七階にあるレストランで、見た目も味も極上のフレンチを頂いた。
窓から眺められる夜景もさることながら、タートルネックのニットにチェック柄ジャケットを合わせた、いつもよりお洒落な彼がまばゆい。
ちなみに私は黒のレースワンピースにカーディガンを羽織っているが、ワンピースは家を出る前に龍一さんからプレゼントされたものだった。
残業疲れのせいか昼前に起きた私のもとに、ラッピングされた大きな箱を手にした龍一さんがやってきて言ったのだ。
『メリークリスマス、真智。これはひとつ目のプレゼントだ。今夜のデートはこれを着て』
包装を剥がして出てきたのは海外のハイブランドのロゴで、中身はワンピース。
露出を抑えたとても上品なデザインで、落ち着いた色味も私好み。うれしくてすぐさまお礼を言ったけれど、彼の発言で少し気になる部分が。