内緒で三つ子を産んだのに、クールな御曹司の最愛につかまりました【憧れシンデレラシリーズ】
「龍一さん、私もです……。ずっとあなたに好きだって、伝えたかった」
気持ちが溢れすぎて、涙がこぼれた。眼鏡を外した目元にハンカチをあて、照れ隠しのように笑う。
「ごめんなさい、嬉しすぎて……」
「真智。今度こそ、俺たち夫婦になろう。偽装なんかじゃない、愛で結ばれた夫婦に」
そんな夢のような希望は抱いてはいけないのだと、ずっと思っていた。
私に彼は相応しくない、形だけの妻なのだと、常に自分に言い聞かせていた。
だけど、今なら彼の言葉を信じられる。龍一さんにきちんと愛されていると、この心が確かに感じているから。
「龍一さん……。はい、喜んで!」
涙を散らして、微笑みかける。龍一さんも優しく目を細めて頷いた。
間もなく前菜が運ばれてきたが、胸がいっぱいでせっかくのランチの味もよくわからない。
すぐに満腹になってしまったので、メインのピザは龍一さんにほとんど食べてもらった。
「ピザなんて久しぶりなのに、悔しいです……」
「確かに、二歳児にピザは早いか。自宅で作るのはどうだ? 脂肪分少な目にアレンジできるだろう」