極秘の懐妊なのに、クールな敏腕CEOは激愛本能で絡めとる
「さあ、行こう。荷物は俺が持つから」
「ありがとう」
二葉は奏斗に促されるまま、マンションのエントランスに入った。ホテルのロビーのように観葉植物とソファが置かれている。窓も大きくて明るく開放的な雰囲気だ。
エレベーターに乗って二十階で降り、角部屋の二〇〇一号室の前で奏斗が足を止めた。鍵を開けて、二葉のためにドアを大きく開ける。
「どうぞ」
「お邪魔しま~す」
玄関に入るとセンサーライトが点灯し、足元がほんのり明るくなった。
「廊下をまっすぐ歩いた奥がリビング・ダイニングだ。ドアの左横にスイッチがあるから、電気をつけてくれるかな? 俺は荷物を二葉の部屋に運んでおくから」
「はーい」
二葉は返事をして先に廊下に上がった。センサーライトのおかげで足元に不安はない。彼の部屋は2LDKだそうで、入り口に近い部屋が二葉の仕事部屋になる。
部屋を見るのはあとにして、言われた通り廊下の先にあるドアを抜けた。そこがリビング・ダイニングだ。けれど、カーテンが閉まっているので、暗がりに慣れていない目では室内の様子がわからない。
二葉は手探りでスイッチを押した。
「わぁ」
明るくなった室内を見て、二葉は思わず声を上げた。
「ありがとう」
二葉は奏斗に促されるまま、マンションのエントランスに入った。ホテルのロビーのように観葉植物とソファが置かれている。窓も大きくて明るく開放的な雰囲気だ。
エレベーターに乗って二十階で降り、角部屋の二〇〇一号室の前で奏斗が足を止めた。鍵を開けて、二葉のためにドアを大きく開ける。
「どうぞ」
「お邪魔しま~す」
玄関に入るとセンサーライトが点灯し、足元がほんのり明るくなった。
「廊下をまっすぐ歩いた奥がリビング・ダイニングだ。ドアの左横にスイッチがあるから、電気をつけてくれるかな? 俺は荷物を二葉の部屋に運んでおくから」
「はーい」
二葉は返事をして先に廊下に上がった。センサーライトのおかげで足元に不安はない。彼の部屋は2LDKだそうで、入り口に近い部屋が二葉の仕事部屋になる。
部屋を見るのはあとにして、言われた通り廊下の先にあるドアを抜けた。そこがリビング・ダイニングだ。けれど、カーテンが閉まっているので、暗がりに慣れていない目では室内の様子がわからない。
二葉は手探りでスイッチを押した。
「わぁ」
明るくなった室内を見て、二葉は思わず声を上げた。