極秘の懐妊なのに、クールな敏腕CEOは激愛本能で絡めとる
そこは二十畳ほどある広いフローリングの部屋で、天井にピンクや赤、白のハート型の風船がいくつも浮かんでいたのだ。左手には三人掛けのソファとローテーブルがあり、ローテーブルの上には赤とピンクのバラの花びらが散らされている。その真ん中にハート型のケーキが置かれ、ワインクーラーでノンアルコールのスパークリングワインが冷やされていた。
「奏斗さん、これ」
二葉は驚いて振り返った。すると、いつの間に用意したのか、奏斗は両手に真っ赤なバラの大きな花束を抱えていた。
「二葉。改めて約束させてほしい。君を一生愛し、大切にする。だから、二葉は安心してずっと俺のそばで笑っていてほしい」
奏斗がバラの花束を差し出し、二葉は目を見開いたまま両手で受け取った。花束は両手でも抱えきれないほどの大きさで、甘く濃い香りを漂わせている。
「ありがとう。すごく嬉しい。私も奏斗さんを一生愛し、大切にします。だから、ずっと私のそばにいてください」
「もちろんだ。嫌だって言われても絶対に離さないから」
奏斗は右手で二葉の肩を抱いて引き寄せ、唇にキスを落とした。唇を離してから、小さく息を吐く。
「ああ、ダメだ。二葉に触れたら自制できない。本当は一緒にケーキを食べようと思ってたんだが……あとで構わないか?」
「奏斗さん、これ」
二葉は驚いて振り返った。すると、いつの間に用意したのか、奏斗は両手に真っ赤なバラの大きな花束を抱えていた。
「二葉。改めて約束させてほしい。君を一生愛し、大切にする。だから、二葉は安心してずっと俺のそばで笑っていてほしい」
奏斗がバラの花束を差し出し、二葉は目を見開いたまま両手で受け取った。花束は両手でも抱えきれないほどの大きさで、甘く濃い香りを漂わせている。
「ありがとう。すごく嬉しい。私も奏斗さんを一生愛し、大切にします。だから、ずっと私のそばにいてください」
「もちろんだ。嫌だって言われても絶対に離さないから」
奏斗は右手で二葉の肩を抱いて引き寄せ、唇にキスを落とした。唇を離してから、小さく息を吐く。
「ああ、ダメだ。二葉に触れたら自制できない。本当は一緒にケーキを食べようと思ってたんだが……あとで構わないか?」