極秘の懐妊なのに、クールな敏腕CEOは激愛本能で絡めとる
(きれい……。でも、こっちの方がもっときれいかな)
左手を持ち上げると、窓から注ぐ陽光を浴びて、薬指のダイヤモンドが夢のように美しい輝きを放った。
けれど、それはエンゲージリングだ。二人で選んだマリッジリングは奏斗が預かってくれている。入籍したのだから、もうつけてもいいはずなのに、奏斗はなにも言わない。
(でも、区役所で指輪を交換するわけにはいかなかったし、家に戻ってから交換すればいっか)
そんなことを考えながら外の景色を眺めていたら、車はやがて高速道路を下りた。海岸沿いの道を走っているうちに、白い大きな建物が見えてくる。曲線を描く優美な建物が印象的な高級ホテルだ。
当然通り過ぎると思っていたのに、車は減速してホテルの敷地に入った。
戸惑う二葉を乗せたまま、奏斗はエントランスの前の車寄せで車を停めた。
「入籍のお祝いをしよう」
「あ、そっか、そうよね」
二葉は駐車係が開けてくれたドアから車を降りた。奏斗は車を降りて後部座席のビジネスバッグを手に持つと、駐車係に鍵を預けて、二葉をホテルの中へ促す。
こういう高級ホテル内のレストランでは、きっと予約が必要なはずだ。
(奏斗さんはサプライズディナーを計画してくれてたんだ)
左手を持ち上げると、窓から注ぐ陽光を浴びて、薬指のダイヤモンドが夢のように美しい輝きを放った。
けれど、それはエンゲージリングだ。二人で選んだマリッジリングは奏斗が預かってくれている。入籍したのだから、もうつけてもいいはずなのに、奏斗はなにも言わない。
(でも、区役所で指輪を交換するわけにはいかなかったし、家に戻ってから交換すればいっか)
そんなことを考えながら外の景色を眺めていたら、車はやがて高速道路を下りた。海岸沿いの道を走っているうちに、白い大きな建物が見えてくる。曲線を描く優美な建物が印象的な高級ホテルだ。
当然通り過ぎると思っていたのに、車は減速してホテルの敷地に入った。
戸惑う二葉を乗せたまま、奏斗はエントランスの前の車寄せで車を停めた。
「入籍のお祝いをしよう」
「あ、そっか、そうよね」
二葉は駐車係が開けてくれたドアから車を降りた。奏斗は車を降りて後部座席のビジネスバッグを手に持つと、駐車係に鍵を預けて、二葉をホテルの中へ促す。
こういう高級ホテル内のレストランでは、きっと予約が必要なはずだ。
(奏斗さんはサプライズディナーを計画してくれてたんだ)