極秘の懐妊なのに、クールな敏腕CEOは激愛本能で絡めとる
二葉は奏斗の手をキュッと握り返して、そっと上目で彼を見る。
無言のイエスを感じ取って、奏斗の左手が二葉の右頬にそっと触れた。熱を帯びた瞳が二葉の目を覗き込む。
「二葉」
「奏斗さん」
奏斗の手が二葉の頬を滑り、顎をすくい上げた。彼が長いまつげの目を伏せて、顔を近づけてくる。つられて目を閉じたら、柔らかな唇が二葉の唇に触れた。
「二葉」
愛おしむように唇を食まれ、二葉は腰の辺りがぞくんと震える。
「あ……」
思わず吐息が零れた。
奏斗の両手が二葉の頬を包み込む。頬を撫でた右手は髪を梳くようにしながら後頭部へ、左手は背中へと下りて、彼の方にぐっと引き寄せられた。
徐々にキスが深くなり、痺れるような甘い快感が全身に広がっていく。
キスだけでこんなにゾクゾクするなんて。こんなのは初めてだ。
貪るようなキスに体から力が抜けて、二葉はすがるように彼の背中に手を回した。それに気づた奏斗に抱きしめられ、布越しでもわかる逞しい胸に包み込まれて、ドキンドキンと大きな鼓動が頭に響く。
「ホテルに戻ろうか」
彼の囁き声に、二葉は小さく頷いた。
無言のイエスを感じ取って、奏斗の左手が二葉の右頬にそっと触れた。熱を帯びた瞳が二葉の目を覗き込む。
「二葉」
「奏斗さん」
奏斗の手が二葉の頬を滑り、顎をすくい上げた。彼が長いまつげの目を伏せて、顔を近づけてくる。つられて目を閉じたら、柔らかな唇が二葉の唇に触れた。
「二葉」
愛おしむように唇を食まれ、二葉は腰の辺りがぞくんと震える。
「あ……」
思わず吐息が零れた。
奏斗の両手が二葉の頬を包み込む。頬を撫でた右手は髪を梳くようにしながら後頭部へ、左手は背中へと下りて、彼の方にぐっと引き寄せられた。
徐々にキスが深くなり、痺れるような甘い快感が全身に広がっていく。
キスだけでこんなにゾクゾクするなんて。こんなのは初めてだ。
貪るようなキスに体から力が抜けて、二葉はすがるように彼の背中に手を回した。それに気づた奏斗に抱きしめられ、布越しでもわかる逞しい胸に包み込まれて、ドキンドキンと大きな鼓動が頭に響く。
「ホテルに戻ろうか」
彼の囁き声に、二葉は小さく頷いた。