極秘の懐妊なのに、クールな敏腕CEOは激愛本能で絡めとる
「表情も声も蕩けそうなのは、チョコレートのせいなのか?」
奏斗は拗ねたような口調で言って、バスローブから覗く二葉の肩に軽く歯を立てた。
「やんっ」
思わず甘い声を上げてしまい、二葉は顔を赤くして手の甲を口に押し当てた。その手を奏斗はやんわりと握ってシーツに押しつける。
「二葉の身も心も蕩かせるのは俺がいい」
まっすぐ見下ろす奏斗の瞳には、はっきりと欲情が浮かんでいた。
こんなふうに一途に求められて、嬉しくて胸が震える。
「奏斗さん……」
彼を求めて名前を呼ぶと、引き寄せられるように奏斗の唇が二葉の唇に重なった。
キスはすぐに深くなる。彼のキスに夢中で応えているうちに、腰紐が解かれ、柔らかなバスローブの前がはだけられた。
恥ずかしいと思う間もなく、彼の大きな手が肌に触れる。素肌を丁寧になぞられるたびに、そこから淡い刺激が広がって、体温が徐々に上がっていく。
「奏斗さん」
「二葉、きれいだよ」
甘く艶めいた声で囁かれて、うっとりしてしまう。
初めて見たときは、紳士的なイケメンだと思った。
一日にも満たない時間だけど、一緒にいるうちに、いつの間にか彼が心の中にいた。
この広い世界でこんなふうに出会って恋に落ちるなんて。
(小説や映画みたい)
奏斗は拗ねたような口調で言って、バスローブから覗く二葉の肩に軽く歯を立てた。
「やんっ」
思わず甘い声を上げてしまい、二葉は顔を赤くして手の甲を口に押し当てた。その手を奏斗はやんわりと握ってシーツに押しつける。
「二葉の身も心も蕩かせるのは俺がいい」
まっすぐ見下ろす奏斗の瞳には、はっきりと欲情が浮かんでいた。
こんなふうに一途に求められて、嬉しくて胸が震える。
「奏斗さん……」
彼を求めて名前を呼ぶと、引き寄せられるように奏斗の唇が二葉の唇に重なった。
キスはすぐに深くなる。彼のキスに夢中で応えているうちに、腰紐が解かれ、柔らかなバスローブの前がはだけられた。
恥ずかしいと思う間もなく、彼の大きな手が肌に触れる。素肌を丁寧になぞられるたびに、そこから淡い刺激が広がって、体温が徐々に上がっていく。
「奏斗さん」
「二葉、きれいだよ」
甘く艶めいた声で囁かれて、うっとりしてしまう。
初めて見たときは、紳士的なイケメンだと思った。
一日にも満たない時間だけど、一緒にいるうちに、いつの間にか彼が心の中にいた。
この広い世界でこんなふうに出会って恋に落ちるなんて。
(小説や映画みたい)