辺境の貧乏令嬢ですが、次期国王の王妃候補に選ばれてしまいました
そしてリティの身体を寒さから守るようにそっとくるんだ。
「ありがとう」
感謝の言葉を述べてから、リティは再びヒューイの羽毛に顔を埋めた。
(農業ができるように土地を改良するのも、産業に集中できるように生活を改善するのも、全部お金がかかる。……手っ取り早い方法は結婚なのよね。だって、一番簡単に裕福な他家の援助を受けられるんだから。となると、うちで都合がいいのは私なわけで)
はあ、とリティが溜息をついた。
「って言っても、殿下のお妃様ってつまり次期王妃でしょ? ちゃんと貴族の娘として教育を受けてきたわけじゃない私には、絶対向いてないわよね……」
「ありがとう」
感謝の言葉を述べてから、リティは再びヒューイの羽毛に顔を埋めた。
(農業ができるように土地を改良するのも、産業に集中できるように生活を改善するのも、全部お金がかかる。……手っ取り早い方法は結婚なのよね。だって、一番簡単に裕福な他家の援助を受けられるんだから。となると、うちで都合がいいのは私なわけで)
はあ、とリティが溜息をついた。
「って言っても、殿下のお妃様ってつまり次期王妃でしょ? ちゃんと貴族の娘として教育を受けてきたわけじゃない私には、絶対向いてないわよね……」