【書籍化】もふもふ聖獣と今度こそ幸せになりたいのに、私を殺した王太子が溺愛MAXで迫ってきます
しかし彼女の聖獣、シュネーがいないことに違和感を持っていた。小さくて丸くて可愛らしい聖獣だったことをよく覚えている。
(彼女とは一度、ゆっくりと話していみたいな)
フランチェスカが「シュネー……!」と呟いて、泣きながら聖獣を抱きしめる姿を見て心が揺さぶられた。
レオナルドは数年経った今でもフランチェスカの表情を覚えている。
(あの子は……心から聖獣を愛しているんだな)
フランチェスカの可愛らしい姿がレオナルドの心の中で強く印象に残っていた。
そう思っていた最中、今度はキャシディ含めて令嬢達に囲まれて困っている彼女に声をかけた。
自分が出て行けばフランチェスカに迷惑をかけてしまうかもしれない。
けれど、彼女を放っておくことなんてできなかった。
テラスへと連れて行き、話してみると他の令嬢達とは違い話しやすいことに気づく。
『レオナルド殿下が辛そうに見えたので……』
フランチェスカの言葉に心臓が跳ねた。誰にも気づかれないと思っていた胸の内をフランチェスカは簡単に見透かしていたのだ。
『レオナルド殿下、私は急用ができましたので失礼いたします!』
そう言って外に走り去って行ったフランチェスカを見ながらレオナルドは呆然としていた。
暫く彼女の背を追おうと身を乗り出してみるものの、あっという間に消え去ってしまった。
(彼女とは一度、ゆっくりと話していみたいな)
フランチェスカが「シュネー……!」と呟いて、泣きながら聖獣を抱きしめる姿を見て心が揺さぶられた。
レオナルドは数年経った今でもフランチェスカの表情を覚えている。
(あの子は……心から聖獣を愛しているんだな)
フランチェスカの可愛らしい姿がレオナルドの心の中で強く印象に残っていた。
そう思っていた最中、今度はキャシディ含めて令嬢達に囲まれて困っている彼女に声をかけた。
自分が出て行けばフランチェスカに迷惑をかけてしまうかもしれない。
けれど、彼女を放っておくことなんてできなかった。
テラスへと連れて行き、話してみると他の令嬢達とは違い話しやすいことに気づく。
『レオナルド殿下が辛そうに見えたので……』
フランチェスカの言葉に心臓が跳ねた。誰にも気づかれないと思っていた胸の内をフランチェスカは簡単に見透かしていたのだ。
『レオナルド殿下、私は急用ができましたので失礼いたします!』
そう言って外に走り去って行ったフランチェスカを見ながらレオナルドは呆然としていた。
暫く彼女の背を追おうと身を乗り出してみるものの、あっという間に消え去ってしまった。