【書籍化】もふもふ聖獣と今度こそ幸せになりたいのに、私を殺した王太子が溺愛MAXで迫ってきます
フランチェスカが体調を崩してしまうこともあるため、両親もマラキもフランチェスカを心配して程々にと止めた。
しかしフランチェスカは皆に「ありがとう」と感謝されることが嬉しくて仕方なかったのだ。

次第にフランチェスカとシュネーの噂が広まっていった。エディマーレ男爵家には国中からシュネーの力を求めて貴族達が集まるようになっていった。
そんなある日、エディマーレ男爵家に王家の家紋の封蝋が押された豪華な封筒が届いた。
それは国王から呼び出しの手紙だった。
小さな紙に添えられていた手紙にはレオナルドからの「また会いたい」とメッセージが書かれていたのを見てフランチェスカは放心状態だった。

母はシュネーとフランチェスカが病を治した御礼にもらったお金で、急いで新しいドレスを購入した。
フランチェスカはすぐに父と共に王都に向かい登城した。

そこにはレオナルドとロドアルード国王、王妃が待っている広間へと向かった。彼らの背後には豪華な衣服に立派な髭を生やした男性達が難しい顔をして立っている。
フランチェスカが緊張して体を固くしていると、グレイシャーはフランチェスカにすり寄るようにして挨拶を行うとシュネーとも鼻を合わせて挨拶をしているようだった。
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