【書籍化】もふもふ聖獣と今度こそ幸せになりたいのに、私を殺した王太子が溺愛MAXで迫ってきます
レオナルドと共にいる時間は、大切で温かい思い出に変わっていった。
あの一件から、レオナルドのフランチェスカに対する愛はとどまることを知らず、フランチェスカはレオナルドの熱烈なアピールに押されっぱなしだった。


「愛している。フランチェスカ」

「毎日言われてますから知ってますっ!」

「毎日言わせてくれ」

「もう……!」

「俺が君を守るから、ずっと一緒にいて欲しい」

「はい、もちろんです!」


フランチェスカはレオナルドの言葉に頷いた。こうして甘い時間を過ごすたびにフランチェスカは幸せな気持ちになった。

時が戻る前まではレオナルドの婚約者になったことで虐げられていたフランチェスカだったが、今は一切そのようなことはない。
レオナルドと婚約する際も意を唱えるものはいなかった。
何よりフランチェスカと契約した聖獣シュネーは神獣フランだった。
今のところ人に対する治癒の能力は伏せている。

キャシディがいなくなり、周りの令嬢達も憑き物が落ちたように落ち着いている。
以前ももしかしたらマレーの影響が大きかったのかもしれないと考えるとなんだか居た堪れない気分になった。
しかしフランチェスカは神獣に選ばれた少女として皆から認められている。
< 231 / 235 >

この作品をシェア

pagetop