一つの夜が紡ぐ運命の恋物語を、あなたと
「……怖い?」
黙りこくっていた由依を怖がっていると思ったのか、大智はいっそう静かで優しい声色で尋ねる。
「怖くは……ないです……」
全く恐怖心がないわけではないけれど、両親を亡くしたときの痛みに比べれば怖くなどない。それに彼は、きっと由依に忘れられない素敵な思い出を与えてくれるだろう。
「よかった」
大智は目を細め薄らと微笑むと、始まりを告げるように由依の額に口付けた。
重ねた手を握り、指を絡め合う。淫らな口付けの合間に漏れる熱い吐息は、未知の感覚を呼び覚ます。
由依の唇から離れた大智の艶やかな唇は、首筋を伝い鎖骨をなぞる。そろそろと解かれたバスローブの紐が緩むと、開かれた隙間に唇が降りてきた。
「んっ……」
決して豊かとは言えない、なだらかな膨らみに、自分ではない熱が伝わってくる。恥ずかしくて、声を抑えたいのに、口から勝手に艶めかしい吐息が漏れた。
大智の指が肌を撫でるたびにヒリヒリとした何かが体を駆け巡る。恐る恐る、といったふうに由依に触れるその手の中に、片側の胸が包み込まれた。
黙りこくっていた由依を怖がっていると思ったのか、大智はいっそう静かで優しい声色で尋ねる。
「怖くは……ないです……」
全く恐怖心がないわけではないけれど、両親を亡くしたときの痛みに比べれば怖くなどない。それに彼は、きっと由依に忘れられない素敵な思い出を与えてくれるだろう。
「よかった」
大智は目を細め薄らと微笑むと、始まりを告げるように由依の額に口付けた。
重ねた手を握り、指を絡め合う。淫らな口付けの合間に漏れる熱い吐息は、未知の感覚を呼び覚ます。
由依の唇から離れた大智の艶やかな唇は、首筋を伝い鎖骨をなぞる。そろそろと解かれたバスローブの紐が緩むと、開かれた隙間に唇が降りてきた。
「んっ……」
決して豊かとは言えない、なだらかな膨らみに、自分ではない熱が伝わってくる。恥ずかしくて、声を抑えたいのに、口から勝手に艶めかしい吐息が漏れた。
大智の指が肌を撫でるたびにヒリヒリとした何かが体を駆け巡る。恐る恐る、といったふうに由依に触れるその手の中に、片側の胸が包み込まれた。