再縁恋~冷徹御曹司の執愛~
この恋を、想いを、もう二度とあきらめなくていいと実感した途端、視界が揺れる。
「……泣き虫だな、相変わらず」
私の顔を覗き込んだ彼が困ったように眉尻を下げ、骨ばった指で涙を掬う。
伝わる体温と優しい指先に、ますます涙が止まらなくなる。
「あなたの、せい」
「そうだな。だからお前は一生俺の前で泣けよ?」
一生という単語に心が震えた。
「本当は希和にプロポーズをして、返事を聞いた後できちんと告白しようと思っていたんだ……こんなカッコ悪い真似をするつもりなかったんだが」
「惺さんはいつだってカッコいいわ。ねえ、本当に私でいいの?」
問いかける私の唇を、惺さんが人差し指で塞ぐ。
「お前がいい、希和以外ほしくない。家柄とか立場とかそんなものは関係ない」
真摯な眼差しを向けられ、体の奥がジンとしびれた。
「愛している」
耳元近くでもう一度ささやかれ、頬を新たな涙が伝った。
伝えたい想いも、返したい言葉もたくさんあるはずなのに、想いがあふれて胸が詰まり、なにひとつ口にできない。
嬉しすぎると、どうしていいかわからなくなるという事態を初めて経験した。
「泣きすぎ」
ハハッと楽しそうに白い歯を見せながら、私の涙を拭う。
抱きしめてくれる手を、もう二度と離さないと心に誓う。
「……泣き虫だな、相変わらず」
私の顔を覗き込んだ彼が困ったように眉尻を下げ、骨ばった指で涙を掬う。
伝わる体温と優しい指先に、ますます涙が止まらなくなる。
「あなたの、せい」
「そうだな。だからお前は一生俺の前で泣けよ?」
一生という単語に心が震えた。
「本当は希和にプロポーズをして、返事を聞いた後できちんと告白しようと思っていたんだ……こんなカッコ悪い真似をするつもりなかったんだが」
「惺さんはいつだってカッコいいわ。ねえ、本当に私でいいの?」
問いかける私の唇を、惺さんが人差し指で塞ぐ。
「お前がいい、希和以外ほしくない。家柄とか立場とかそんなものは関係ない」
真摯な眼差しを向けられ、体の奥がジンとしびれた。
「愛している」
耳元近くでもう一度ささやかれ、頬を新たな涙が伝った。
伝えたい想いも、返したい言葉もたくさんあるはずなのに、想いがあふれて胸が詰まり、なにひとつ口にできない。
嬉しすぎると、どうしていいかわからなくなるという事態を初めて経験した。
「泣きすぎ」
ハハッと楽しそうに白い歯を見せながら、私の涙を拭う。
抱きしめてくれる手を、もう二度と離さないと心に誓う。