【書籍1巻発売&コミカライズ進行中】悪女の汚名返上いたします!
王妃が素早く合図を送ると、セレーナはあっという間に騎士に押さえつけられ、身柄を拘束された。
「いたっ、痛い……! ちがうのです! わたしは、なにも……」
「まあ、白々しい」
「王妃様、ちがうのです……わたしは、なにも知りません……すべて、ポールが勝手に……」
泣きながら弁明すると、同じく騎士に拘束されているポールが何度もうなずき叫んだ。
「そうです! すべて僕が勝手にやったことでセレーナ様はなにひとつ悪くない! 裁くのなら、僕を裁いてください!!」
フェルナンが困惑の表情を浮かべ「ああっ! なにがどうなっているんだ!」と当たり散らす。
一方のユーリスは、冷めた顔でセレーナを見やると、小声で「まだ粘るか、悪女が」と囁いた。
そして、突然ポケットから何かを取り出してストンと床に落とすと──踏みつけた。
その拍子に、セレーナが急に身体をくの字に折り曲げて呻く。
「うぐっ──! あぐっ、あ”あ”ぁああぁ」
奇声を発して両手で胸を掻きむしり、痛みにのたうち回るセレーナ。
異常な苦しみ方に、人々は「何事だ」と驚き戸惑った。
「いたっ、痛い……! ちがうのです! わたしは、なにも……」
「まあ、白々しい」
「王妃様、ちがうのです……わたしは、なにも知りません……すべて、ポールが勝手に……」
泣きながら弁明すると、同じく騎士に拘束されているポールが何度もうなずき叫んだ。
「そうです! すべて僕が勝手にやったことでセレーナ様はなにひとつ悪くない! 裁くのなら、僕を裁いてください!!」
フェルナンが困惑の表情を浮かべ「ああっ! なにがどうなっているんだ!」と当たり散らす。
一方のユーリスは、冷めた顔でセレーナを見やると、小声で「まだ粘るか、悪女が」と囁いた。
そして、突然ポケットから何かを取り出してストンと床に落とすと──踏みつけた。
その拍子に、セレーナが急に身体をくの字に折り曲げて呻く。
「うぐっ──! あぐっ、あ”あ”ぁああぁ」
奇声を発して両手で胸を掻きむしり、痛みにのたうち回るセレーナ。
異常な苦しみ方に、人々は「何事だ」と驚き戸惑った。