【書籍1巻発売&コミカライズ進行中】悪女の汚名返上いたします!
王妃やフェルナンが怪訝な顔をする中、ポールが叫んだ。
「副団長、やめろ! やめてくれ!! セレーナ様が死んでしまう!」
「死んでしまう? なぜだ?」
「それ、は……」
ポールが口ごもる。ユーリスが片足にじわりと体重をかけると、セレーナが叫び声を上げてもがき苦しんだ。
「ポール、すべてを話せ。さもなくば、これを踏みつけて壊すぞ」
「たのむ、頼むから……やめてくれ……呪い、呪い返しが……セレーナ様が、ご自身の呪いで死んでしまう……」
さめざめと涙するポールと倒れ込み息も絶え絶えなセレーナ。
事の成り行きを見守っていた人々は首をかしげ「どういうことだ?」と口々に囁く。
ユーリスは床に落ちているラピスラズリのネックレスを、皆に見えるよう高く掲げた。
「それは……」
「殿下もよくご存じでしょう。これは、ベアトリスが一度目の追放を言い渡される証拠となった『呪具』でございます」
「騎士団の保管庫にあるはずの物を、なぜお前が持っているのだ……」
「副団長、やめろ! やめてくれ!! セレーナ様が死んでしまう!」
「死んでしまう? なぜだ?」
「それ、は……」
ポールが口ごもる。ユーリスが片足にじわりと体重をかけると、セレーナが叫び声を上げてもがき苦しんだ。
「ポール、すべてを話せ。さもなくば、これを踏みつけて壊すぞ」
「たのむ、頼むから……やめてくれ……呪い、呪い返しが……セレーナ様が、ご自身の呪いで死んでしまう……」
さめざめと涙するポールと倒れ込み息も絶え絶えなセレーナ。
事の成り行きを見守っていた人々は首をかしげ「どういうことだ?」と口々に囁く。
ユーリスは床に落ちているラピスラズリのネックレスを、皆に見えるよう高く掲げた。
「それは……」
「殿下もよくご存じでしょう。これは、ベアトリスが一度目の追放を言い渡される証拠となった『呪具』でございます」
「騎士団の保管庫にあるはずの物を、なぜお前が持っているのだ……」