神殺しのクロノスタシスⅤ〜後編〜
「学院のOBにね、探索魔法がとっても上手な子がいて。その子に連絡を取って、いろりちゃんを探してもらうよ」
シルナはそう言って、二人の女子生徒を宥めた。
「ほ、本当ですか…?」
「うん。きっと見つかるからね、大丈夫。安心して」
「…はい…」
よし。少しは泣き止んだようだな。
「さぁ、もう下校時間だよ。学生寮に戻って。明日にはいろりちゃんが何処にいるのか分かるはずだよ」
人探しならともかく。
猫の「痕跡」を辿ることくらい、エリュティアにとっては朝飯前のはずだ。
長くとも、一晩あれば充分だろう。
エリュティアがいろりの居場所を突き止めてくれれば、あとは俺とシルナで迎えに行こう。
それで解決だ。
問題は…いろりの居場所を見つけたとして。
いろりが、その…元気でいてくれれば良いのだが。
こればかりは、保証書をつける訳にはいかなかった。
死期を悟ると一人になる…というあの猫の習性は、本当なのだろうか。
猫飼ったことないから、分からないけど…。
…いずれにしても、まずは居場所を突き止めないことには始まらないな。
もしかしたら、ちょっと冒険のつもりで学院の外に出た結果、帰り道が分からなくなっただけかもしれないし。
全ては、いろりの状態を確認してから判断しよう。
シルナはそう言って、二人の女子生徒を宥めた。
「ほ、本当ですか…?」
「うん。きっと見つかるからね、大丈夫。安心して」
「…はい…」
よし。少しは泣き止んだようだな。
「さぁ、もう下校時間だよ。学生寮に戻って。明日にはいろりちゃんが何処にいるのか分かるはずだよ」
人探しならともかく。
猫の「痕跡」を辿ることくらい、エリュティアにとっては朝飯前のはずだ。
長くとも、一晩あれば充分だろう。
エリュティアがいろりの居場所を突き止めてくれれば、あとは俺とシルナで迎えに行こう。
それで解決だ。
問題は…いろりの居場所を見つけたとして。
いろりが、その…元気でいてくれれば良いのだが。
こればかりは、保証書をつける訳にはいかなかった。
死期を悟ると一人になる…というあの猫の習性は、本当なのだろうか。
猫飼ったことないから、分からないけど…。
…いずれにしても、まずは居場所を突き止めないことには始まらないな。
もしかしたら、ちょっと冒険のつもりで学院の外に出た結果、帰り道が分からなくなっただけかもしれないし。
全ては、いろりの状態を確認してから判断しよう。