授かり盲愛婚。 〜ハイスペ紳士とラグジュアリ一な一夜を過ごしたら、愛の結晶を宿しました。〜



 シートベルトをつければすぐに「じゃあ、出発するね」と彼に言われ頷く。
 すると、彼はエンジンをつけて出発した。彼の運転は安全運転で車の性能的なのもあるだろうが静かで乗り心地がとても良かった。

 距離が近いからすぐに到着して少しだけ残念だったが、車から降りると可愛らしい洋風の外観のカフェでよく情報誌にも掲載されているカフェ【Mignon】が建っていた。フランスに本店を持っている高級紅茶専門店だ。

 世界三十五カ国、五百以上の種類のお茶が味わえるとマダムたちに人気でパティシエールが作るスイーツも絶品だという。


「……可愛い」


 一度行ってみたいなと思っていたので、念願が叶って嬉しい。


「史菜ちゃん、行こうか」

「はい」


 手を引かれ、お店に入るとベージュのブラウスにブラウンのズボン、エンジの腰エプロンのウェイターさんが迎えてくれた。

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