不滅のユースティティア。




Uターンしたゴミ箱、物陰に隠れていた女子生徒の頭上で止まってからの。

くるっと逆さま。

バサバサバサと女の子に降りかかるゴミたち。



「江架をいじめたら僕が許さないよ」



なにがどうなって。

どんなことがあってこうなって、そう言われているの。


だって私、今までこの学校で味方になってくれた人なんか誰もいないんだよ…?


なにが起きているのか分からなすぎて、世界が変わっちゃった?ってくらいだ。



「ケガしてない?」


「へっ、…まったく……です」


「よかった」



耳元、一息一息が甘い。

レンズを挟んだ1枚先だとしても強大なる破壊力がある、ルークス(光)使いのルックス……と。



「この子は僕の大切な相棒。八神 江架をいじめるってことは、僕に対する宣戦布告だと受け取るから」



特殊な通信魔法でも使ったのだろう。

校舎内のあらゆるところから息を切らした生徒たちが集まってくる。


全員が信じてなどいなかった夢のような出来事が、こうして現実とされてしまった。



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