天帝の花嫁~冷徹皇帝は後宮妃を溺愛するがこじらせている~
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「ああ、華蓮。天なる光が差し込み、君を内側から神々しく輝かせているね」
雲朔は、私に会うなり毎回おかしな褒め言葉を使う。
結婚してから一年。さすがの雲朔の語彙力にも限界がきたのか、言っている意味がわからない。
なにかのこだわりかもしれないので、とりあえず笑顔で無視することにしている。
雲朔は寝台に座っていた私の元に駆け寄ると、包み込むように優しく抱擁した。
「体はどう?」
「少しお腹が張っているけど、体調はいいわ」
雲朔は、抱擁していた手をほどくと、私の突き出たお腹にそっと触れた。
「いよいよだね」
少し緊張した面持ちで雲朔が呟く。
私もお腹をさすりながら頷いた。
「きっと華蓮に似た子が産まれる」
雲朔は目を細めて、確信を込めるように言った。
「え⁉ 困るわ!」
「どうして困るんだ、最高だろう」
雲朔は心底わからないと言った顔で私を見た。
「ああ、華蓮。天なる光が差し込み、君を内側から神々しく輝かせているね」
雲朔は、私に会うなり毎回おかしな褒め言葉を使う。
結婚してから一年。さすがの雲朔の語彙力にも限界がきたのか、言っている意味がわからない。
なにかのこだわりかもしれないので、とりあえず笑顔で無視することにしている。
雲朔は寝台に座っていた私の元に駆け寄ると、包み込むように優しく抱擁した。
「体はどう?」
「少しお腹が張っているけど、体調はいいわ」
雲朔は、抱擁していた手をほどくと、私の突き出たお腹にそっと触れた。
「いよいよだね」
少し緊張した面持ちで雲朔が呟く。
私もお腹をさすりながら頷いた。
「きっと華蓮に似た子が産まれる」
雲朔は目を細めて、確信を込めるように言った。
「え⁉ 困るわ!」
「どうして困るんだ、最高だろう」
雲朔は心底わからないと言った顔で私を見た。