社内捜査は秘密と恋の二人三脚
うちの会社は会長が社長の代わりをしばらく務めるらしい。
私は、担当役員がいなくなって、別な役員が来るまでは会計部の仕事へ戻ることとなるらしい。
営業二部は関根課長が部長職も兼務になるそうだ。
斉藤さんが営業事務をしながら峰山さんのことに気付いたのが最初だったということで、彼女は本社で表彰ものだと内密だが高い評価が広がっているそうだ。
恥ずかしそうに顔を赤らめる彼女を優しく見つめている関根課長。なんだかいい雰囲気だ。
先ほどからなにも言わない私を見て、関根課長は彼に目配せすると、斉藤さんを連れて帰って行った。彼と私はその場に残された。
私はお茶を飲みながら、呟いた。