社内捜査は秘密と恋の二人三脚

「彼の縁談のことです」

「ヒュー♪最初から本丸へ切り込んできたね。なるほど。全部わかったよ。そう聞いてきたって事は……」

 私は苦笑いをした。

「文也さん相手に隠し事なんて出来るわけないじゃないですか。この店のリーダーみたいな文也さんに対して私は敵うはずないんですよ」

「いいなあ、俺を信じて最初から壁を作らず飛び込んで来てくれるのは好印象。決めたよ。僕は今から君の味方だ。安心してね」

「……ありがとうございます」

「よし、酔っ払う前にこっちも食べてね」

 そう言うと、サンドイッチを出してくれた。お腹すいていたので黙々と食べると目の前で笑ってる。
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