社内捜査は秘密と恋の二人三脚

 今までとは別人のようで、どう接していいのかわからなくなっていた。

 ここ2,3日仕事がたまり、どうしたらいいのか悩んでいた。スケジュールも変更が多く、苦情が来ていた。

 どうしても見て欲しい書類があり、意を決して声をかけた。

「……あの、専務」

 下を向いていて返事をしない。

「畑中専務」

「なんだ!」

 勢いよくあげた顔がしかめっ面。びっくりした。こんな顔初めて向けられた。

「……す、すみません」
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