断罪ざまぁも冴えない王子もお断り!~せっかく公爵令嬢に生まれ変わったので、自分好みのイケメン見つけて幸せ目指すことにしました~
「ど、どしたの、未希?」
「華子、もう一回だけ聞いとくけど、あんた王子と結ばれる路線には行きたくないんだよね?」
「う、うん。それだけは絶対にイヤ」
「姉ちゃんさ、なんでそこまでシュン王子嫌がるの?」
「だってアレ、山田だから」
ってか、健太こそどうしてそんなに山田推し!?
健太のヤツ、まだなんか言いたそうだな。でもそれを未希が視線で射殺してるし。
ホント、ふたりともどうしちゃったっての? わたしのことで揉めてるみたいに見えるけど。
「とにかく! 今は今、昔は昔。いいわね、健太?」
「分かったよ、未希姉ぇ」
いや、華子、ちっとも分かんない。
「ちょっと未希、わたしだけ蚊帳の外みたく感じるんだけど」
「今の華子の意思を尊重しようってだけの話よ」
「そなの? なら別にいんだけどさ」
でも結局よく分かんないままって感じだし。
これ以上は黙っとくのが賢明かな。食い下がると未希の逆鱗に触れちゃいそう。
「華子、もう一回だけ聞いとくけど、あんた王子と結ばれる路線には行きたくないんだよね?」
「う、うん。それだけは絶対にイヤ」
「姉ちゃんさ、なんでそこまでシュン王子嫌がるの?」
「だってアレ、山田だから」
ってか、健太こそどうしてそんなに山田推し!?
健太のヤツ、まだなんか言いたそうだな。でもそれを未希が視線で射殺してるし。
ホント、ふたりともどうしちゃったっての? わたしのことで揉めてるみたいに見えるけど。
「とにかく! 今は今、昔は昔。いいわね、健太?」
「分かったよ、未希姉ぇ」
いや、華子、ちっとも分かんない。
「ちょっと未希、わたしだけ蚊帳の外みたく感じるんだけど」
「今の華子の意思を尊重しようってだけの話よ」
「そなの? なら別にいんだけどさ」
でも結局よく分かんないままって感じだし。
これ以上は黙っとくのが賢明かな。食い下がると未希の逆鱗に触れちゃいそう。