パパになった冷徹御曹司の溺愛は止まらない!~内緒の赤ちゃんごと、独占欲全開で娶られました~
 すっかりあたりまえのように、恭弥さんの話などをするようになった私に、お義母様が問いかける。

「また、恭弥がなにかしたの? あの子、昔から感情を表すのが苦手だから、きっと咲良さんを不安にしてるのよね」

「そんなことないです」
 慌てて否定したのだが、花恋ちゃんとふたりでなにやら話している。

 意外にもお義母様はよく話す方で、たまにこうした勘違いをする。そんなお義母様もとてもかわいらしい。

「そうよ、ね」

 なにやらふたりで話がついたようで、お義母様は誰かに連絡をしているようだった。
「ええ、よろしくね」
 
「弥生ちゃん、今日はおばあちゃまのおうちにお泊りしましょうね」
「え?」

 いきなりの話に私は目を瞬かせた。

「私も元樹もいるので、安心してね」
 花恋ちゃんまで楽し気に笑っている。まったく意味が分からない私だったが、夕方ここへ恭弥さんが私を迎えに来て家を追い出されてしまった。
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