パパになった冷徹御曹司の溺愛は止まらない!~内緒の赤ちゃんごと、独占欲全開で娶られました~
 そういいつつ、自動で開いたゲートをくぐると、まるで森にきたような錯覚に陥りそうな道を車は進んでいく。

 そして、一気に視界が開けたと思うと、目の前には低階層のグレーのおしゃれな建物があった。

 エントランスに車を止めると、すぐに扉があけられる。


「お待ちしておりました。松前様、そして奥様」
 
 奥様、その響きがくすぐったいが、私は小さく会釈をすると車を降りた。
 美しい美術品が飾られ、シックの中にもモダンなロビーに目を奪われている間に肩に手を回される。

 案内された部屋は、BCホテルのスイートルームより広く、一階ということで、広い庭が広がっていた。

 温室のプールもついていて、まるで南国のリゾートのようだ。

「お食事は、こちらのテラスにご用意いたします」

「よろしくお願いします」
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