イケメン妻はお飾りの年下夫の愛に囚われる
「…、あ、あ、あ」

 指と舌で内と外から敏感な場所を攻められて、陸に上がった魚のように口をパクパクさせる。

「止めてと言いながら、ここはこんなにもぷっくり膨れて、僕の指をギュウギュウ締め付けてますよ。こんなに感じやすいなら、もっと早くにこうするべきでした」

「……、!!」

 そう言いながらラファエルはギュッっと愛芽を摘み上げ、中に入れる指を増やした。

「ああ、中からどんどん溢れてきてます。そろそろ指では満足できなくなってきたようですね」

 それは本当だった。小さな官能の波が絶え間なく襲ってきて、アニエスの体はもっと刺激を求めて疼いている。

 指が潜り込んでいる更に奥の部分に、ラファエルのものがほしいと、体が訴えている。

「では、ご要望に応えて、まずは軽く一回目」
「え…」

 聞こえた言葉にアニエスが顔を上げるのと、ラファエルが腰を掴んで先端を挿し込むのが同時だった。
 
「………ん、あ、ああ…」

 張り詰めたラファエルのものが、膣壁を拓いて入り込む。彼の熱と質量を身内で感じながら、自分の中に吸い込まれるように埋没していくのが見えた。

 今まではシーツの中で見えない状態で挿入されていたので、実際に目にするのは初めてだった。

 膣壁を押し広げながら埋没していく彼のものは、その麗しい姿形に似合わず太くて大きく、生々しい。

「あ、んん…あぁ」

 襞を掻き分けて、彼の滾るような熱さが伝わり、アニエスは身悶えた。

 これまで以上に自分が今、彼と繋がっていることを実感する。

 この世に、これほど官能を唆るものがあっただろうか。

 ラファエルが自分との行為に、ここまでの刹那的な表情を浮かべていたのかと、アニエスは我知らず胸が苦しくなった。
 
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