イケメン妻はお飾りの年下夫の愛に囚われる
騎士服を脱いだ彼女の体は、想像より華奢に見えた。
騎士団で鍛えているだけあって、彼女の体は適度に引き締まっていたが、筋肉の付き方がやはり男とは違う。
けっして大きくはない胸が、ツンと上を向いている。
手の中にすっぽりと収まりそうなのが、彼女を手中にしているようで、大き過ぎるものより、僕を唆った。
その中心の蕾にふれると、彼女の体が震えた。
細い腰も、滑らかな肌も、すべて自分だけのものだと思うと、自然と下半身に血が集まり、陰茎が痛いほど張り詰めた。
しかし、男を一度も受け入れたことのない入口は、僕のものを挿れただけで、壊れてしまいそうだった。
このお腹の奥に、自分のものが入り、彼女に包まることを想像するだけで、気が変になりそうだった。
「あ…ん…ラファエル…あ」
僕が触れる度に、恥ずかしさに震えながら僕の名前を口にする。
そんなアニエスが、愛しくてたまらなかった。
朱色に染まっていく彼女の肌に、自分の物であると印を付けたくなるのを、ぐっと堪える。
彼女にとって、夜の夫婦生活は義務なのだ。
不快な思いはさせたくないし、快楽は味わってほしい。
でも、あからさまに印を付けて、所有を主張すれば彼女に負担を感じさせてしまう。
僕にとっても、彼女との結婚はあくまで取り引きだと思っていると思わせなければいけない。
そう言い聞かせるのに、誰も踏み込んだことのなかった、彼女の体の奥深くに己の一部を挿入させると、それだけでいってしまいそうになった。
初めての彼女のそこはとても狭く、活路を開こうとすると、すぐに押し戻されそうになる。
絡みつく襞が僕のものを絞り込む。
初めて味わう悦楽に、溺れる。
薄い彼女のお腹が、僕のものを呑み込んでいるのが見てわかると、また彼女の中で大きくなった。
今僕は彼女と繋がっている。届く範囲の一番奥で、僕の先端が、彼女の子宮口を突く。
この世界がいかに広くても、アニエスの体の奥深く、彼女でさえも触れたことのない体の奥に触れられるのは、僕だけ。
この座を何としても守り抜く。
彼女の身も心も、すべてが僕のものだ。
しかしこの執着は、彼女に知られてはならない。
知れば彼女は、その重さに恐れ慄いてしまうだろう。
一生側に居られるなら、このドス黒い独占欲を隠し続けて生きていくことなど、容易いことだった。