イケメン妻はお飾りの年下夫の愛に囚われる
咲き誇る薔薇
「私も…あなたのことを…いつの間にか…ううん。あなたとの結婚を決めた時から、きっとあなたのことが…好きだ」
ボロボロと大粒の涙を流しながら、何度も彼女は謝った。
好きでなければ、体を許したりしないと。
「アニエス…ああ、アニエス」
切なげに彼女の名を呟き、そして手足を拘束していた紐を解いた。
「酷いことをしてすみません。あなたに捨てられるかと思ったら…僕のこと、嫌いになりましたか?」
僕はなんてことをしてしまったのだろう。
勘違いで暴走し、彼女を傷つけてしまった。肌に付いた擦れた痕に口づけながら、今度は僕が何度も謝った。
けれとそんな僕を彼女は、自由になった腕を伸ばして抱き寄せた。
「こんなことで嫌いになんかならない。私の方こそ、バカで我儘で、愛想を尽かされても文句は言えない」
「そんなことありません」
僕も抱き締め返し、自然と唇を重ね合わせた。
「本当はひと晩中、あなたを抱き潰したかった。でも、がっつくと嫌がられると思って、いつも部屋に戻ってあなたを思いながら自分で処理していたんです」
そう告白すると、彼女は驚いていた。
「でも、お許しが出たなら、これからは気が済むまでやれますね」
「え…」
「拘束も解いたことですし、もっと色々な体位でグズグズになるまで抱いて差し上げますよ」
「え、え、あの、ちょ、ラファエル?」
タガが外れた僕は、アニエスの脚を掴んでさらに大きく広げ、勃ち上がった陰茎を突き刺した。
勘違いによるすれ違い。二人の想いは一致していたのだ。
それがこんなに幸福なことだとは思わなかった。まさに天にも昇る心地だった。
もう遠慮することはない。
これからは、思う存分彼女を抱こう。
既に五回済んだ後で、さらに三回アニエスの中に精を放った。
◇◇◇
「あの、ラファエル…これはちょっと多くない?」
「何がですか? アニエス」
ようやく落ち着いて、彼女を後ろから抱きしめてまったりしていると、遠慮がちに声をかけられた。
「何って…」
彼女が何を言いたいかわかっていて、あえて素知らぬフリをした。
「こ、こんなにあちこち、痕が…」
アニエスの肌には、昨夜ひと晩の間に僕が付けた「薔薇の花びら」が、体中に点々と広がっていた。
彼女には見えないが背中にもお尻にも、数えきれないほどだ。
「お望みの『薔薇の花びら』ですよ。お気に召しませんか?」
「……そ、それは、あなたが付けてくれないことに文句を言ったのは私だけど、だからって、これは多すぎだと思うわ。明日には消えるかしら」
「僕のあなたへの想いを目一杯表現しました。特にこのあたり」
「ひゃぁ」
彼女の可愛い胸の膨らみの中心、乳輪の縁をなぞると敏感に反応する。
そのあまりの可愛さに、せっかく収まっていた息子が目を覚ました。
ボロボロと大粒の涙を流しながら、何度も彼女は謝った。
好きでなければ、体を許したりしないと。
「アニエス…ああ、アニエス」
切なげに彼女の名を呟き、そして手足を拘束していた紐を解いた。
「酷いことをしてすみません。あなたに捨てられるかと思ったら…僕のこと、嫌いになりましたか?」
僕はなんてことをしてしまったのだろう。
勘違いで暴走し、彼女を傷つけてしまった。肌に付いた擦れた痕に口づけながら、今度は僕が何度も謝った。
けれとそんな僕を彼女は、自由になった腕を伸ばして抱き寄せた。
「こんなことで嫌いになんかならない。私の方こそ、バカで我儘で、愛想を尽かされても文句は言えない」
「そんなことありません」
僕も抱き締め返し、自然と唇を重ね合わせた。
「本当はひと晩中、あなたを抱き潰したかった。でも、がっつくと嫌がられると思って、いつも部屋に戻ってあなたを思いながら自分で処理していたんです」
そう告白すると、彼女は驚いていた。
「でも、お許しが出たなら、これからは気が済むまでやれますね」
「え…」
「拘束も解いたことですし、もっと色々な体位でグズグズになるまで抱いて差し上げますよ」
「え、え、あの、ちょ、ラファエル?」
タガが外れた僕は、アニエスの脚を掴んでさらに大きく広げ、勃ち上がった陰茎を突き刺した。
勘違いによるすれ違い。二人の想いは一致していたのだ。
それがこんなに幸福なことだとは思わなかった。まさに天にも昇る心地だった。
もう遠慮することはない。
これからは、思う存分彼女を抱こう。
既に五回済んだ後で、さらに三回アニエスの中に精を放った。
◇◇◇
「あの、ラファエル…これはちょっと多くない?」
「何がですか? アニエス」
ようやく落ち着いて、彼女を後ろから抱きしめてまったりしていると、遠慮がちに声をかけられた。
「何って…」
彼女が何を言いたいかわかっていて、あえて素知らぬフリをした。
「こ、こんなにあちこち、痕が…」
アニエスの肌には、昨夜ひと晩の間に僕が付けた「薔薇の花びら」が、体中に点々と広がっていた。
彼女には見えないが背中にもお尻にも、数えきれないほどだ。
「お望みの『薔薇の花びら』ですよ。お気に召しませんか?」
「……そ、それは、あなたが付けてくれないことに文句を言ったのは私だけど、だからって、これは多すぎだと思うわ。明日には消えるかしら」
「僕のあなたへの想いを目一杯表現しました。特にこのあたり」
「ひゃぁ」
彼女の可愛い胸の膨らみの中心、乳輪の縁をなぞると敏感に反応する。
そのあまりの可愛さに、せっかく収まっていた息子が目を覚ました。