海が凪いだら迎えに来てね〜元カレ海上保安官に極秘出産が見つかるまでの軌跡〜
何を言われるのかと、内心ヒヤヒヤする私は、それを隠すように黙って頷く。
それを確認した凪砂は、私から目を逸らしため息をついてから、、
「─…俺、辞めるわ。」
そう言って立ち上がった凪砂は、ベッドに座っている私の顔が見えるように腰を曲げてかがむと、
「─…嘘で塗り固めて生きてきた"潮崎 凪砂"の人生・・・今ここで辞める」
理解不能を飛び越えて、一周まわって凪砂って頭悪かったっけ?!なんて考えている私を見て、彼は口角をあげて笑うと、、
「─…好きだ、萩花。ずっと…ずっと前から俺は、お前のことが好きだった」
そう言って、私のことを優しく抱き寄せた凪砂は、その綺麗な整った顔面を近付けてきて、、
「─…んんっ、」
そのまま私の唇に、自分の唇を重ねた。