双子パパは今日も最愛の手を緩めない~再会したパイロットに全力で甘やかされています~
彼へのサービスが特別なわけではなく、ここでコーヒーを出すカップはどれも、長年に渡って祖父が集めたアンティークカップだ。
売り物ではないし、産地にこだわらず気に入ったものを集めているようだが、どれもこれも買えば数万はする逸品である。
ここはあくまで雑貨店の一部、カウンターだけのコーヒーショップなので混み合うわけでもないし、持っていかれる心配もないから提供できるのだ。
「ここは曾祖父が始めた店なんです。もとは食器を売る商店でした」
壁に飾ってある古い白黒写真を指差す。
「へえ」
「ベネチアングラスに感動した祖父が、少しずつ方向転換をしていって、今のような形になったそうです」
「趣味と実益を兼ねたってわけか」
「ええ、そうですね。祖父はコーヒーも好きなので、いろいろこだわっているみたいで」
「うん。すごくおいしい。香りもいいし」
忖度のない彼に立て続けに褒められると、首の後ろがこそばゆくなる。
「テイクアウトでコーヒーだけ買いに来る方もいるんですよ」
売り物ではないし、産地にこだわらず気に入ったものを集めているようだが、どれもこれも買えば数万はする逸品である。
ここはあくまで雑貨店の一部、カウンターだけのコーヒーショップなので混み合うわけでもないし、持っていかれる心配もないから提供できるのだ。
「ここは曾祖父が始めた店なんです。もとは食器を売る商店でした」
壁に飾ってある古い白黒写真を指差す。
「へえ」
「ベネチアングラスに感動した祖父が、少しずつ方向転換をしていって、今のような形になったそうです」
「趣味と実益を兼ねたってわけか」
「ええ、そうですね。祖父はコーヒーも好きなので、いろいろこだわっているみたいで」
「うん。すごくおいしい。香りもいいし」
忖度のない彼に立て続けに褒められると、首の後ろがこそばゆくなる。
「テイクアウトでコーヒーだけ買いに来る方もいるんですよ」