コンネリシャス王国の  恋物語
さあ、行くぞというジュオン王子の掛け声でジュオン王子、ルル、サイラスの順に並んで進んでいく。

途中覆いかぶさっている木や茨で塞がれている道なき道をそれぞれ火魔法や風魔法を使って人が通れるように道を作っていく。

茨の木は触るとかぶれるものもあるというので注意が必要だ。

ジュオン王子はその都度左に茨の木があるからとか右にかぶれの木があるとか細かく注意してくれる。

時々サイラスが触ってしまい引っ搔いたりかぶれたりしたのでそれをルルが治癒していく。

次は洞窟探検だ。

ここには魔獣もいるらしい。

真っ暗なのでルルが手に光を集めて明かりにした。

ジュオン王子はびっくりしていた。

そうなのですこんな事も出来るようになったのです。

すると突然獣の唸り声そんなに迫力はない。

姿は犬の様だがクマのように大きいし、しっかり鋭い牙をむいている。

犬くらいの大きさの子供だと思われる獣を連れている。

その子は真っ白で他のウルフベアーとはちょっと毛色が違っている。

突然変異なのか真っ白のウルフベアーなんてかっこいいとルルは暢気に考えていた。

でも母親なら子供をを守ろうとするだろう。

母親はかなり神経質になっているようだ。

「やばいな、かなり気が立っている。
オオカミと熊のミックスのような魔獣だ。
ウルフベアーという。そんなにいつもは
気が荒くないのに…
あっ子供がけがをしている」

ジュオン王子がそう言ったのでよく見ると子供は後ろ足もひきずっていて血を流している。
< 41 / 153 >

この作品をシェア

pagetop