コンネリシャス王国の  恋物語
また洞窟を歩き始めた。そこここで獣の気配はするものの唸り声も攻撃もしてくる様子はなかったので、注意しながらも直ぐに洞窟を抜けられた。

洞窟を抜けると大きな湖があった。

その湖を渡った先に大黄泉の木があるらしい。

湖には小舟も何も浮かんでいないどうやってわたるのだろう。

そう思っていると

「サイラス、お前は風魔法だったな。
一人で風に乗っていけるか?
俺はルルを乗せていく」

とジュオン王子が言った。

サイラスは力強く頷いた。

うん?風に乗るって何?どういう事と思っているとジュオン王子がサッとルルを姫抱っこしたのにはまた驚いた。

「ええーっ、ジュオン何やっているの?」

「うるさい少し黙ってろ。暴れるなよ。
腕を俺の首に回してじっとしていろ」

そうして風を起こして湖の上を渡っていく水の上を歩いているようだ。

サイラスも同じようにして渡っていく。

凄い空中浮遊だ。
あっという間に湖の反対側に着いた。

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